正答3
解説
正解は3です。
寄生虫と宿主の組合せは、終宿主と中間宿主を区別して整理することが大切です。
特に中間宿主となる貝や魚、動物の名前がよく問われます。
【選択肢別解説】
1:× 鉤虫は中間宿主をもたず、土壌中の幼虫が経皮的または経口的に感染します。
アフリカマイマイは広東住血線虫の中間宿主です。
2:× 顎口虫の第1中間宿主はケンミジンコ、第2中間宿主はライギョやドジョウなどの淡水魚です。
ミヤイリガイ(カタヤマガイ)は日本住血吸虫の中間宿主です。
3:○ 多包条虫(エキノコックス)の終宿主はキツネやイヌです。
中間宿主は野ネズミで、北海道ではエゾヤチネズミが代表的です。
ヒトは虫卵を経口摂取して中間宿主となり、肝臓に多包虫症を起こします。
4:× 横川吸虫の第1中間宿主はカワニナ、第2中間宿主はアユやシラウオです。
マメタニシは肝吸虫の第1中間宿主です。
5:× Manson裂頭条虫の第1中間宿主はケンミジンコ、第2中間宿主はカエルやヘビです。
サクラマスは日本海裂頭条虫の第2中間宿主です。
【ポイント】
貝の中間宿主は「ミヤイリガイ=日本住血吸虫」「マメタニシ=肝吸虫」「カワニナ=横川吸虫と肺吸虫」とまとめて覚えます。
エキノコックスは「キツネとエゾヤチネズミ」の組合せで北海道に多いことも頻出です。