正答3
解説
正解は3です。
溶血性貧血では、赤血球が壊れてヘモグロビンや赤血球内の酵素が血中に出ます。
また、失われた赤血球を補うため、骨髄で赤血球の産生が盛んになります。
【選択肢別解説】
1:× 乳酸脱水素酵素(LD)は赤血球の中に多く含まれる酵素です。
溶血によって血中に出るため、血清LDは上昇します。
2:× 骨髄で赤血球の産生が盛んになり、若い赤血球である網赤血球が増えます。
網赤血球数は減少ではなく増加します。
3:○ ハプトグロビンは、血中に出た遊離ヘモグロビンと結合して、肝臓で処理されます。
溶血で消費されるため、血清ハプトグロビンは低下します。
4:× 壊れた赤血球のヘモグロビンから、多量の間接ビリルビンがつくられます。
血清間接ビリルビンは低下ではなく上昇します。
5:× ビリルビンの産生が増えると、腸で生じるウロビリノゲンも増えます。
尿中ウロビリノゲンは減少ではなく増加します。
【ポイント】
溶血の指標は、LD上昇、間接ビリルビン上昇、ハプトグロビン低下、網赤血球増加の4つです。
ハプトグロビンだけが低下する項目である点が頻出です。