正答1
解説
正解は1です。
プロテインCは、トロンビンとトロンボモジュリンの複合体で活性化されて活性化プロテインC(APC)になります。
APCはプロテインSを補酵素として、活性化した凝固因子を分解して凝固を止めます。
【選択肢別解説】
1:○ APCは活性化第Ⅴ因子(Ⅴa)を分解して失活させます。
Ⅴaはプロトロンビナーゼ複合体の補因子のため、トロンビンの生成が抑えられます。
2:× 第Ⅶ因子を抑えるのは、組織因子経路インヒビター(TFPI)です。
APCの標的ではありません。
3:× 第Ⅸ因子(活性型)を主に阻害するのはアンチトロンビンです。
APCの標的ではありません。
4:× 第Ⅹ因子(活性型)を主に阻害するのはアンチトロンビンとTFPIです。
APCの標的ではありません。
5:× 第Ⅺ因子(活性型)を主に阻害するのはアンチトロンビンなどです。
APCの標的ではありません。
【ポイント】
APCの標的はⅤaとⅧaの2つで、いずれも補因子として働く凝固因子です。
第Ⅴ因子Leiden変異はAPCで分解されにくくなる変異で、血栓症の原因になります。