正答4
解説
正解は4です。
病態と、それに特徴的な脳波所見の組合せを問う問題です。
うつ病などの気分障害では、特徴的な脳波異常はみられません。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
【選択肢別解説】
1:× 橋出血など脳幹の障害では、昏睡状態なのにα帯域の律動が持続することがあります。
これをα昏睡といい、予後不良の所見です。
この組合せは正しいため、該当しません。
2:× 精神運動発作は側頭葉に起始する発作です。
側頭部(前側頭部)に棘波や鋭波がみられます。
この組合せは正しいため、該当しません。
3:× ミオクローヌス発作では、全般性の多棘徐波複合がみられます。
若年ミオクロニーてんかんなどで典型的です。
この組合せは正しいため、該当しません。
4:○ 周期性同期性放電(PSD)は、Creutzfeldt-Jakob病や亜急性硬化性全脳炎でみられる所見です。
うつ病ではみられません。
したがって、この組合せが誤りです。
5:× 6 Hzと14 Hzの陽性棘波は、自律神経発作との関連が指摘されてきた所見です。
思春期の睡眠時に後側頭部で記録されやすい波形です。
この組合せは正しいため、該当しません。
【ポイント】
PSDはCreutzfeldt-Jakob病、3 Hz棘徐波複合は欠神発作、ヒプスアリスミアはWest症候群が頻出です。
疾患と特徴的な脳波の対応は一覧にして覚えましょう。