正答5
解説
正解は5です。
ビタミンC(アスコルビン酸)は強い還元作用をもちます。
試験紙のうち、過酸化水素とペルオキシダーゼによる酸化反応で発色させる項目は、反応が妨げられて偽陰性になります。
【選択肢別解説】
1:× ウロビリノゲンはエールリッヒ反応やジアゾ反応で発色させます。
ビタミンCによる偽陰性の代表的な項目ではありません。
2:× ケトン体はニトロプルシドナトリウムとの反応で検出します。
還元物質による偽陰性は問題になりません。
3:× 蛋白は蛋白誤差法(pH指示薬の色変化)で検出します。
ビタミンCによる偽陰性は起こりにくい項目です。
4:× 白血球反応は白血球のエステラーゼ活性を利用しています。
ビタミンCによる偽陰性の代表的な項目ではありません。
5:○ ブドウ糖はグルコースオキシダーゼとペルオキシダーゼによる酸化反応で発色させます。
ビタミンCが生じた過酸化水素を消費して色素の酸化を妨げるため、偽陰性になります。
【ポイント】
ビタミンCで偽陰性になる代表はブドウ糖と潜血で、ビリルビンと亜硝酸塩も影響を受けます。
酸化反応を使う項目と覚えると整理しやすくなります。