正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
肝吸虫は、虫卵が淡水に入り、第1中間宿主のマメタニシ、第2中間宿主のコイ科の淡水魚へと移ります。
ヒトは淡水魚に含まれるメタセルカリアを生で食べて感染します。
対策は、感染源を食べないことと、虫卵を水系へ流さないことです。
【選択肢別解説】
1:○ 肝吸虫は川魚の生食で経口感染します。
生食をやめることが、最も直接的な予防策です。
2:× 水に入ることで経皮感染するのは日本住血吸虫です。
肝吸虫は皮膚から感染しません。
3:○ 糞便中の虫卵が川や水路に入ると、中間宿主に感染して生活環が維持されます。
トイレで排便して虫卵を水系に出さないことは、流行を断つ対策になります。
4:× 蚊帳は、マラリアやフィラリア症などの蚊が媒介する感染症の対策です。
肝吸虫は蚊を介しません。
5:× 加熱不十分な豚肉で感染するのは、有鉤条虫や旋毛虫、トキソプラズマです。
肝吸虫の感染源は淡水魚です。
【ポイント】
寄生虫の予防は、感染経路(経口・経皮・媒介動物)を押さえると判断できます。
肝吸虫はコイ科淡水魚、横川吸虫はアユ、日本住血吸虫は経皮感染と対比して覚えましょう。