正答3
解説
正解は3です。
呼吸商は、一定時間の二酸化炭素排出量を酸素消費量で割った値です。
エネルギー源として何が燃焼しているかによって値が変わります。
【選択肢別解説】
1:× 呼吸商は換気障害の指標ではありません。
体内で燃焼しているエネルギー源の割合を推定する指標です。
2:× 長時間の運動では、脂質の利用割合が増えるため、呼吸商は増加ではなく低下します。
3:○ 呼吸商は糖質で約1.0、蛋白質で約0.8、脂質で約0.7です。
したがって蛋白質の呼吸商は脂質より大きくなります。
4:× 糖質の燃焼が多くなると、呼吸商は低下ではなく上昇し、1.0に近づきます。
5:× 呼吸商は、二酸化炭素排出量から酸素消費量を引いた値ではありません。
二酸化炭素排出量を酸素消費量で割った比です。
【計算】
呼吸商 = 二酸化炭素排出量 ÷ 酸素消費量 です。
糖質(ブドウ糖)では、酸素6分子を使って二酸化炭素6分子を出します。
6 ÷ 6 = 1.0 となります。
【ポイント】
呼吸商は「糖質1.0、蛋白質0.8、脂質0.7」と覚えます。
高強度の運動では糖質の利用が増えて呼吸商が上がり、長時間の低強度運動では脂質の利用が増えて下がります。