正答2
解説
正解は2です。
平滑筋は、消化管や血管、膀胱などの壁をつくる筋で、自律神経の支配を受ける不随意筋です。
骨格筋と比べた構造と収縮の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 平滑筋は自律神経の支配を受ける不随意筋で、随意的な運動はできません。
随意的に動かせるのは骨格筋です。
2:○ 平滑筋はミトコンドリアが少なく、酸素が十分にあっても解糖系でATPを作る割合が大きいとされています。
収縮に必要なエネルギーが少ないため、この代謝でも持続的な収縮を保てます。
3:× 平滑筋の収縮速度は、骨格筋に比べて速いのではなく遅いです。
ゆっくり収縮し、長時間にわたって張力を保つのが特徴です。
4:× 平滑筋の筋フィラメントは規則的に並んでいません。
そのため骨格筋や心筋のような横紋がみられません。
5:× 平滑筋の単位断面積あたりの収縮張力は、骨格筋より小さくはなく、同程度かそれ以上です。
少ないエネルギーで大きな張力を長時間保てるのが平滑筋の特徴です。
【ポイント】
平滑筋は「不随意・横紋なし・収縮は遅いが持続的・エネルギー消費が少ない」と覚えます。
骨格筋と心筋は横紋筋、平滑筋は横紋のない筋です。