正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
末梢神経線維は、太さと髄鞘の有無によってA(α・β・γ・δ)、B、Cに分類されます。
痛みは、有髄の細い線維と無髄の線維の2種類で伝えられます。
【選択肢別解説】
1:× Aα線維は最も太く伝導速度の速い有髄線維です。
骨格筋を支配する運動神経や、筋紡錘・腱紡錘からの感覚を伝え、痛みは伝えません。
2:× Aβ線維は太い有髄線維で、触覚や圧覚を伝えます。
痛みを伝える線維ではありません。
3:○ Aδ線維は細い有髄線維で、鋭く局在のはっきりした痛み(一次痛、速い痛み)と冷覚を伝えます。
4:× B線維は有髄の自律神経節前線維です。
痛みを伝える線維ではありません。
5:○ C線維は無髄で伝導速度の最も遅い線維です。
鈍く局在のはっきりしない、後から続く痛み(二次痛、遅い痛み)や温覚を伝えます。
【ポイント】
痛みは「Aδ線維が速く鋭い痛み、C線維が遅く鈍い痛み」と覚えます。
Aβ線維による触覚刺激で痛みが和らぐ仕組みは、ゲートコントロール説で説明されます。