正答4
解説
正解は4です。
SIAS(脳卒中機能障害評価法)は、麻痺側の運動機能、筋緊張、感覚、関節可動域、疼痛、体幹機能、高次脳機能、非麻痺側機能などを評価する総合的な評価法です。
各テストの実施方法の細かな規定を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 上肢の触覚は、手背ではなく手掌で評価します。
下肢の触覚は足底で評価します。
2:× 上肢の関節可動域は、肩関節屈曲ではなく肩関節外転で評価します。
下肢の関節可動域は足関節背屈で評価します。
3:× 手指テストで集団伸展が可能な場合は1Cではなく1Bです。
集団屈曲が可能なら1A、分離運動が一部可能なら1Cとなります。
4:○ 股屈曲テスト(hip-flexion test)は座位で股関節を屈曲させる検査です。
座位保持が不安定な場合は、検者が介助して座位を保ってよいと規定されています。
5:× 膝・口テストでは、麻痺側の手部を同側ではなく、対側(非麻痺側)の大腿上から挙上します。
そこから手部を口まで運べるかで評価します。
【ポイント】
SIASの運動項目は、上肢が膝・口テストと手指テスト、下肢が股屈曲テスト・膝伸展テスト・足パッドテストです。
触覚は手掌と足底、関節可動域は肩関節外転と足関節背屈で評価します。