正答5
解説
正解は5です。
変形性膝関節症は、関節軟骨の変性・摩耗から骨の変形が進む疾患で、中高年の女性に多くみられます。
日本人では内側の関節裂隙が狭くなる内反型(O脚)が大部分を占めます。
【選択肢別解説】
1:× 変形性膝関節症は、二次性ではなく一次性(明らかな原因疾患のないもの)が多いです。
二次性は外傷や関節リウマチなどに続いて起こるものを指します。
2:× 男性ではなく、女性に好発します。
女性は男性の数倍多いとされます。
3:× 外反変形ではなく、内反変形(O脚)を生じやすいです。
内側に荷重が集中し、内側の軟骨が摩耗するためです。
4:× 好発年齢は20歳代ではなく、50歳以上の中高年です。
加齢による軟骨の変性が主な要因だからです。
5:○ 疼痛のため膝の動きが減ると、大腿四頭筋、特に内側広筋が萎縮します。
筋力低下は膝の不安定性と疼痛を強めるため、大腿四頭筋の筋力増強が理学療法の基本となります。
【ポイント】
変形性膝関節症は「一次性が多い・中高年女性・内反変形・大腿四頭筋の萎縮」と覚えます。
変形性股関節症は日本では臼蓋形成不全による二次性が多い点と対比しておきます。