正答2
解説
正解は2です。
運動の準備に関わる領域は、外からの刺激をきっかけにする運動か、自分の内側から始める運動かで分かれます。
視覚や聴覚などの外的刺激に基づく運動の準備には運動前野が関わります。
【選択肢別解説】
1:× 小脳は、運動の協調や、予測した運動と実際の運動の誤差の修正に関わります。
外的刺激に基づく運動の準備の中心ではありません。
2:○ 運動前野は、視覚などの外的な手がかりをもとに、運動を選んで準備する働きがあります。
例えば、目で見た物に手を伸ばす運動の準備に関わります。
3:× 一次運動野は、運動の指令を脊髄へ送り、運動を実行する領域です。
運動の計画や準備ではなく、実行を担います。
4:× 大脳基底核は、運動の開始や抑制、運動の選択などの調節に関わります。
内発的な運動の開始と関係が深く、外的刺激による準備の中心ではありません。
5:× 補足運動野は、外的な手がかりではなく、内的に生成される運動の準備に関わります。
記憶にもとづく一連の動作の順序の計画などを担います。
【ポイント】
外的刺激による運動は運動前野、内的に生成される運動は補足運動野と対比して覚えます。
Parkinson病で外的な合図(視覚・聴覚刺激)が歩行に有効なのも、この違いと関連します。