正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
副交感神経は「休息と消化」の状態をつくり、消化腺などの分泌を促します。
自律神経による分泌の調節を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 汗腺は交感神経だけに支配されています。
この交感神経の節後線維は例外的にアセチルコリンを放出し、発汗を促します。
2:○ 涙腺は顔面神経に含まれる副交感神経線維に支配されます。
副交感神経の刺激で涙の分泌が促されます。
3:○ 舌下腺は顔面神経(鼓索神経)の副交感神経線維に支配されます。
副交感神経の刺激で、さらさらした唾液が多く分泌されます。
4:× レニンは腎臓の傍糸球体細胞から分泌されます。
分泌を促すのは交感神経(β1受容体)で、副交感神経ではありません。
5:× ノルアドレナリンは交感神経の節後線維の末端や副腎髄質から分泌されます。
副交感神経の伝達物質はアセチルコリンです。
【ポイント】
唾液腺は副交感神経・交感神経の両方で分泌が増えますが、副交感神経では水分の多い唾液が多量に出ます。
汗腺は交感神経のみの支配で、伝達物質がアセチルコリンという例外を押さえます。