正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
関節の形状と、運動軸の数の関係を問う問題です。
蝶番関節・らせん関節・車軸関節は1軸性、楕円関節・鞍関節は2軸性、球関節は多軸性です。
【選択肢別解説】
1:× 顎関節は下顎頭が回転するとともに前方へ滑る複合的な運動をします。
開閉口・前後・左右の運動ができ、1軸の関節ではありません。
2:○ 距腿関節は脛骨・腓骨と距骨からなるらせん関節(蝶番関節の一種)です。
背屈と底屈の1軸の運動を行います。
3:× 椎間関節は上下の関節突起からなる平面関節です。
関節面が滑り合う運動で、決まった1本の運動軸をもちません。
4:× 腕橈関節は上腕骨小頭と橈骨頭からなる球関節です。
肘の屈伸と前腕の回内・回外の両方に関わり、1軸ではありません。
5:○ 下橈尺関節は尺骨頭と橈骨の尺骨切痕からなる車軸関節です。
前腕の回内と回外の1軸の運動を行います。
【ポイント】
1軸性の関節は、蝶番関節(指節間関節)・らせん関節(腕尺関節、距腿関節)・車軸関節(上下の橈尺関節、正中環軸関節)です。
腕橈関節は形は球関節でも、尺骨と連結するため動きが制限される点に注意します。