正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
小脳は運動の協調、平衡、眼球運動の調節に関わります。
小脳梗塞では、障害側の四肢の運動失調、体幹失調、めまい、眼振などがみられます。
【選択肢別解説】
1:○ 小脳は前庭系と連絡して眼球運動を調節しているため、障害されると眼振が生じます。
2:× 球麻痺は延髄にある舌咽神経・迷走神経・舌下神経の核や神経の障害で起こります。
延髄の障害でみられ、小脳梗塞の症状ではありません。
3:○ 運動失調は小脳障害の中心となる症状です。
測定障害、反復拮抗運動不能、企図振戦、失調性歩行などとして現れます。
4:× 同名半盲は、視交叉より後方の視索・視放線・後頭葉の障害で起こります。
小脳の障害では生じません。
5:× 遂行機能障害は主に前頭葉(前頭前野)の障害でみられる症状です。
小脳梗塞の代表的な症状ではありません。
【ポイント】
小脳障害の症状は、四肢失調、体幹失調、眼振、構音障害(断綴性発語)、筋緊張低下と整理しましょう。
小脳の病変では、症状は病変と同じ側に出ることも特徴です。