正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
自律神経は、心臓、血管、消化管、膀胱、汗腺など、意志で直接動かせない器官の働きを調節しています。
自律神経が障害されると、循環・排尿・発汗・消化などの調節が乱れます。
【選択肢別解説】
1:× 振戦は筋の不随意なふるえで、Parkinson病などの錐体外路障害や小脳障害、本態性振戦でみられます。
自律神経障害の症状ではありません。
2:× 複視は眼球運動に関わる動眼神経・滑車神経・外転神経などの障害で起こります。
自律神経障害の症状ではありません。
3:○ 心拍数やリズムは交感神経と副交感神経で調節されています。
自律神経が障害されると心拍の調節が乱れ、不整脈を生じます。
4:○ 起立時に交感神経が血管を収縮させられないと血圧が下がります。
起立性低血圧などの血圧低下は自律神経障害の代表的な症状です。
5:× 視力低下は眼球や視神経など視覚路の障害で起こります。
自律神経障害の症状ではありません。
【ポイント】
自律神経障害の症状には、起立性低血圧、不整脈、排尿障害、便秘、発汗異常、勃起障害などがあります。
多系統萎縮症、糖尿病性神経障害、頸髄損傷などでよくみられます。