正答3
解説
正解は3です。
この問題は錐体外路に含まれないものを選ぶので、○ が答え(錐体外路ではないもの)です。
錐体外路系は、大脳基底核を中心に運動を調節する神経回路の総称です。
大脳基底核には線条体(尾状核・被殻)、淡蒼球、視床下核、黒質が含まれます。
【選択肢別解説】
1:× 黒質は中脳にあり、ドパミンを線条体へ送る大脳基底核の一部です。
錐体外路系に含まれます。
2:× 視床下核は淡蒼球と結びついて運動を調節する大脳基底核の一部です。
錐体外路系に含まれます。
3:○ 錐体交叉は延髄下部で皮質脊髄路(錐体路)の線維の多くが反対側へ交叉する部位です。
錐体路の構造であり、錐体外路には含まれません。
4:× 線条体は尾状核と被殻からなり、大脳基底核の入力部です。
錐体外路系に含まれます。
5:× 淡蒼球は大脳基底核の出力部の一つです。
錐体外路系に含まれます。
【ポイント】
錐体路は大脳皮質から延髄の錐体を通る随意運動の経路で、錐体交叉で反対側へ渡ります。
錐体外路系の障害では、Parkinson病のような固縮や不随意運動が起こります。