正答3
解説
正解は3です。
筋力増強運動では、筋の収縮様式、負荷量、運動速度、対象者の特性によって効果が変わります。
収縮様式は、等尺性収縮、等張性収縮、等速性収縮に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 高齢者では関節や循環器への負担を考え、低〜中等度の負荷から始めます。
反復回数を確保しながら段階的に負荷を上げるのが一般的です。
2:× 運動経験のない人は神経系の適応で初期に大きく筋力が伸びます。
経験のある人は伸びが小さく、運動経験は効果に影響します。
3:○ 等張性収縮には、筋が短縮しながら力を出す求心性収縮と、引き伸ばされながら力を出す遠心性収縮があります。
4:× 筋力の維持には最大筋力の20〜30%程度の負荷で足りるとされます。
40〜50%以上が必要というのは誤りです。
5:× 等速性運動では角速度が速いほど発揮できるトルクは小さくなります。
高速域で筋出力の効果が増大するわけではありません。
【ポイント】
筋の力と速度の関係では、短縮速度が速いほど発揮できる力は小さくなります。
遠心性収縮は同じ筋でも求心性収縮より大きな力を出せますが、筋痛を生じやすい点に注意が必要です。