正答3
解説
正解は3です。
急性心筋梗塞の発症1か月後で、経皮的冠動脈形成術を受けて退院した患者の在宅での持久力運動を問う問題です。
心臓リハビリテーションの回復期では、中等度の強度で、頻度と時間を確保した有酸素運動が推奨されます。
【選択肢別解説】
1:× 運動頻度は週3〜5回以上が推奨されます。
週2回以内では効果が不十分です。
2:× 1回の運動時間は20〜60分程度が目標です。
体力に応じて短時間から始めますが、10分以下を勧めるのは誤りです。
3:○ Borg指数11〜13は「楽である」から「ややきつい」に相当する自覚的運動強度です。
心筋梗塞後の有酸素運動の目安として広く用いられています。
4:× 拡張期血圧120 mmHgは著しい高血圧です。
運動を行ってはいけない状態であり、運動は可能ではありません。
5:× 運動強度は最高酸素摂取量の40〜60%程度、または嫌気性代謝閾値のレベルが目安です。
10〜20%では強度が低すぎて効果が得られません。
【ポイント】
心臓リハビリテーションの運動処方は、頻度・強度・時間・種類の4要素で考えます。
強度は心肺運動負荷試験の結果やBorg指数11〜13、Karvonen法などで設定します。