正答1
解説
正解は1です。
便秘の原因となる薬と、便秘を治療する薬(下剤)を見分ける問題です。
【選択肢別解説】
1:○ モルヒネなどのオピオイドは、腸のオピオイド受容体に作用して腸の蠕動運動を抑えます。
便秘はほぼ必発の副作用で、下剤を併用します。
2:× グリセリンは浣腸として直腸に注入し、腸を刺激して排便を促します。
便秘を治療する薬です。
3:× センノシドは大腸を刺激して蠕動を促す刺激性下剤です。
便秘を治療する薬です。
4:× ラクツロースは腸内に水分を引き込む浸透圧性下剤です。
便秘の治療や、肝性脳症の治療にも用いられます。
5:× 酸化マグネシウムは腸内に水分を集めて便を軟らかくする塩類下剤です。
便秘を治療する薬です。
【ポイント】
便秘を起こしやすい薬には、オピオイド、抗コリン薬、一部の抗うつ薬、鉄剤などがあります。
オピオイドの便秘は使用中ずっと続くため、予防的に下剤を使います。