正答3
解説
正解は3です。
Guillain-Barré症候群は先行感染後に急性に起こる末梢神経障害です。
診断には、臨床症状に加えて髄液検査と神経伝導検査が重要です。
【選択肢別解説】
1:× CTは脳の出血や梗塞などを調べる検査です。
Guillain-Barré症候群では特徴的な所見が得られません。
2:× MRIは脳や脊髄の病変を調べるのに有用ですが、Guillain-Barré症候群の診断を確定する所見は得にくいです。
脊髄疾患の除外に用いられます。
3:○ 髄液検査では、細胞数は正常なのにたんぱくが増加する「蛋白細胞解離」がみられます。
発症から1週間ほどで明らかになる特徴的な所見です。
4:× 脳波検査は大脳の電気活動を調べる検査で、てんかんや意識障害の評価に用います。
末梢神経の病気の診断には役立ちません。
5:× 血液培養検査は血液中の細菌を調べる検査です。
Guillain-Barré症候群は感染後の自己免疫による病気で、診断には用いません。
【ポイント】
Guillain-Barré症候群の診断は「蛋白細胞解離」と「神経伝導検査の異常」が二本柱です。
抗ガングリオシド抗体の検出も診断の補助になります。