正答4
解説
正解は4です。
動的バランスとは、身体を動かして支持基底面の中で重心を移動させながら姿勢を保つ能力です。
立ったまま前方へ手を伸ばす課題は、重心を前へ移す動的バランスの代表的な評価になります。
【選択肢別解説】
1:× 10 m歩行テストは一定区間を歩く時間を測り、歩行速度を評価する検査です。
バランス能力の評価が主目的ではありません。
2:× 6分間歩行テストは6分間に歩ける距離を測る検査です。
全身持久力(運動耐容能)を評価します。
3:× Trunk control testは寝返り、起き上がり、座位保持などで体幹機能を評価する検査です。
脳卒中患者の体幹のコントロールを評価します。
4:○ Functional reach testは立位で上肢を前方へ最大限に伸ばし、その到達距離を測ります。
重心を前方に移す能力を測る動的バランスの検査です。
5:× 片脚立位バランステストは片脚で立っていられる時間を測ります。
姿勢を一定に保つ静的バランスの評価です。
【ポイント】
Functional reach testは転倒リスクの指標として、到達距離が短いほど危険が高いとされます。
静的バランスは片脚立位やRomberg検査、動的バランスはFunctional reach testやTimed Up and Go testが代表です。