正答4
解説
正解は4です。
精神療法は、それぞれ独自の理論と技法をもっています。
セッションとセッションの間に、学んだことを日常生活で練習する課題(ホームワーク)を出すのは、構造化された短期の治療法の特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 支持的精神療法は、傾聴・受容・共感・保証などによって患者を支え、不安を和らげる方法です。
ホームワークは技法の中心ではありません。
2:× 精神分析療法は、自由連想法によって無意識の葛藤を明らかにし、解釈によって洞察を得させる方法です。
ホームワークは用いません。
3:× 内観療法は、身近な人に対して「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」を、決められた環境で集中して想起する方法です。
セッション間の課題としてのホームワークを技法とするものではありません。
4:○ 認知行動療法では、思考記録表の記入や行動実験などをホームワークとして出します。
面接で学んだことを日常生活で実践し、次の面接で振り返ることが治療の重要な要素です。
5:× 森田療法は、症状をあるがままに受け入れ、目的に沿った行動をとることを学ぶ方法です。
入院では、絶対臥褥期から作業期へと段階的に進めることが特徴です。
【ポイント】
認知行動療法は「構造化・協働的・ホームワーク」が特徴です。
森田療法は「あるがまま」、内観療法は「身近な人に対する3つのテーマの想起」と、キーワードで区別しましょう。