正答
解説
本問は採点除外(厚生労働省により採点除外)です。
アキレス腱炎では、足部が過剰に回内(踵骨が外がえし)するアライメントが代表的な要因とされています。
足部の過回内が起こると、運動連鎖によって下腿の内旋と前足部(ショパール関節)の外転が同時に生じます。
そのため選択肢の中に適切と考えられる組合せが複数あり、正答が1つに定まらないことが採点除外の理由と考えられます。
【選択肢別解説】
1:× 骨盤の後傾は、アキレス腱炎に特徴的なアライメント異常としては一般的に挙げられません。
2:△ 足部の過回内に伴って、下腿は内旋位になります。
下腿の内旋はアキレス腱にねじれのストレスを加えるため、適切と考えられる組合せです。
3:× 足部の過回内で問題になるのは、踵骨の底屈ではなく外がえし(回内)です。
4:× 足部の過回内では、内側縦アーチが低下して舟状骨などが下がります。
立方骨が上方へ偏位することは、典型的な所見とはいえません。
5:△ 足部の過回内に伴って、前足部はショパール関節で外転位になります。
この組合せも適切と考えられ、2との間で正答が1つに定まりません。
【ポイント】
アキレス腱炎の背景には、足部の過回内(踵骨の外がえし)、下腿三頭筋の柔軟性低下、オーバーユースがあります。
足部の過回内は「踵骨外がえし・下腿内旋・前足部外転・内側縦アーチ低下」の連鎖として理解しましょう。