正答5
解説
正解は5です。
図は、体幹の横で上肢を下垂した肢位から、腕を側方へ挙上していく運動を示しています。
これは肩関節の外転です。
関節可動域測定法(1995年)では、肩関節外転は基本軸を肩峰を通る床への垂直線、移動軸を上腕骨とし、参考可動域は180度です。
【選択肢別解説】
1:× 肩関節外転は、立位または座位で測定します。
図のように、体幹を正面に向けた姿勢で行います。
2:× 図の運動方向は側方への挙上なので、屈曲ではなく外転です。
屈曲は腕を前方へ挙上する運動です。
3:× 基本軸は上腕骨ではなく、肩峰を通る床への垂直線です。
上腕骨は移動軸です。
4:× 肩関節外転の参考可動域は135度ではなく180度です。
5:○ 外転では、体幹を反対側へ側屈させて腕を高く見せる代償運動が起こりやすくなります。
そのため、体幹の側屈が起こらないように注意して測定します。
また、90度以上では前腕を回外させることが原則とされています。
【ポイント】
肩関節の屈曲・外転はいずれも参考可動域180度で、基本軸は「肩峰を通る床への垂直線」です。
外転では体幹の側屈、屈曲では体幹の伸展が主な代償運動です。