運動機能低下がある軽症の変形性膝関節症で、理学療法診療ガイドライン(日本理学療法士協会)で日常生活活動が改善する可能性があると示されている理学療法はどれか。
2つ選べ。
正答
解説
本問は採点除外(厚生労働省により採点除外)です。
厚生労働省は、設問が不明確で正解が得られないことを除外の理由としています。
「運動機能低下がある軽症」という対象の範囲や、「日常生活活動が改善する可能性」の根拠の程度があいまいで、2つに絞り込めません。
理学療法診療ガイドラインでは、変形性膝関節症に対する運動療法が最も強く推奨されています。
【選択肢別解説】
1:△ 干渉波療法は疼痛軽減を目的とした物理療法です。
日常生活活動を改善させる根拠は限られ、判断が分かれます。
2:○ 筋力増強運動は、疼痛の軽減と身体機能の改善に強い根拠があります。
日常生活活動の改善が期待できる中心的な理学療法です。
3:△ 振動刺激療法は、変形性膝関節症での根拠がまだ十分ではありません。
効果をどう評価するかで判断が分かれます。
4:△ 足底挿板療法は膝内側の負担を減らし、疼痛を軽くする目的で用います。
日常生活活動の改善をどこまで認めるかで判断が分かれます。
5:△ バランス練習は運動療法の一部として転倒予防や機能改善に用います。
対象を「運動機能低下がある」とどう読むかで、推奨の扱いが変わります。
【ポイント】
変形性膝関節症の理学療法の中心は、大腿四頭筋などの筋力増強運動と有酸素運動です。
物理療法や装具療法は、疼痛軽減の補助として組み合わせます。