正答3・4
解説
本問は採点除外(公式で3と4のどちらも正解とされた問題)です。
原始反射は、新生児期から乳児期にみられ、中枢神経の成熟とともに消える反射です。
誘発刺激と出現する運動の組み合わせを正確に覚えることが大切です。
正しいものを1つ選ぶ設問ですが、選択肢3と4はどちらも正しい組合せです。
そのため厚生労働省は、複数の正解があるとして、3と4のどちらを選んでも正解として扱いました。
【選択肢別解説】
1:× 探索反射は、口の周りを触れると刺激された方向へ頭部を回旋し、口を開く反射です。
頸部の側屈ではありません。
2:× Galant反射は、腹臥位で脊柱の外側の背部をこすると、刺激された側へ体幹が側屈する反射です。
体幹の回旋ではありません。
3:○ 交差性伸展反射は、一側の足底に刺激を加えると、刺激側の下肢が屈曲し、反対側の下肢が伸展する反射です。
刺激反対側の下肢の伸展という組合せは正しいです。
4:○ 非対称性緊張性頸反射は、頸部を回旋させると、顔を向けた側の上下肢が伸展し、後頭側の上下肢が屈曲する反射です。
顔を向けた側の上下肢の伸展という組合せは正しいです。
5:× 対称性緊張性頸反射では、頸部を伸展させると上肢が伸展し、下肢が屈曲します。
記述は上下肢が逆です。
【ポイント】
対称性緊張性頸反射は「頸部伸展で上肢伸展・下肢屈曲、頸部屈曲で上肢屈曲・下肢伸展」と覚えます。
非対称性緊張性頸反射は、フェンシングの構えに似た姿勢になります。