正答3
解説
正解は3です。
Ⅰ型アレルギー(即時型)は、IgEが肥満細胞や好塩基球の表面に結合し、そこに抗原が結合すると、ヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されて起こります。
気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、アナフィラキシーなどが代表例です。
【選択肢別解説】
1:× IgAは粘膜や母乳に多く含まれ、粘膜面の感染防御に働く抗体です。
Ⅰ型アレルギーの主役ではありません。
2:× IgDはB細胞の表面に存在する抗体で、その働きは十分にわかっていません。
Ⅰ型アレルギーには関与しません。
3:○ IgEは肥満細胞や好塩基球に結合し、抗原の侵入で化学伝達物質を放出させます。
Ⅰ型アレルギーの中心となる抗体です。
4:× IgGは血中に最も多い抗体で、Ⅱ型(細胞傷害型)やⅢ型(免疫複合体型)アレルギーに関与します。
5:× IgMは感染の初期に最初につくられる抗体で、Ⅱ型やⅢ型アレルギーに関与します。
【ポイント】
アレルギーの型は、Ⅰ型(IgE・即時型)、Ⅱ型(IgG/IgM・細胞傷害型)、Ⅲ型(免疫複合体型)、Ⅳ型(T細胞・遅延型)と整理します。