正答5
解説
正解は5です。
痛みには、ずきずき、締め付けられる、電気が走るなど、原因によって特徴的な性質があります。
本問は、焼けるような痛み(灼熱感)を生じるものを問うています。
【選択肢別解説】
1:× Lhermitte徴候は、頸部を前屈すると背中から四肢へ電気が走るような痛みが広がる現象です。
多発性硬化症や頸髄症でみられます。
2:× Morleyテストは、鎖骨上窩を圧迫して圧痛や上肢への放散痛が出るかをみる検査です。
胸郭出口症候群の評価に用います。
3:× 緊張型頭痛は、頭全体が締め付けられるような鈍い痛みが特徴です。
灼熱感ではありません。
4:× Tinel徴候は、損傷した神経をたたくと、その支配領域にしびれや電気が走るような感覚が出る現象です。
神経の再生の評価に用います。
5:○ 視床痛は、脳卒中などで視床が障害された後に、反対側の半身に生じる中枢性の痛みです。
焼けるような灼熱感を伴う激しい痛みが特徴です。
【ポイント】
視床痛は視床の後外側腹側核などの障害で起こり、Dejerine-Roussy症候群の一部です。
触れるだけで痛むアロディニアを伴うことが多く、通常の鎮痛薬が効きにくい痛みです。