正答4
解説
正解は4です。
脳卒中片麻痺の理学療法では、発症早期から装具を活用して立位・歩行練習を進めることが推奨されています。
脳卒中治療ガイドラインでも、歩行練習の量を確保する方法が勧められています。
【選択肢別解説】
1:× 適切な装具は立位や歩行を安定させ、早期からの練習量を確保して機能回復を促します。
機能回復を妨げるものではありません。
2:× CPM(持続的他動運動)は、機械で関節を他動的に動かして可動域を保つ方法です。
患者自身の随意運動を伴わないため、分離運動の促通にはつながりません。
3:× 立位練習は装具の完成を待たず、病院の備品の装具(備品装具)などを使って早期から始めます。
完成を待つと練習の開始が遅れます。
4:○ トレッドミルでの歩行練習は、歩く量と速さを確保しやすく、歩行速度や持久力を向上させることが示されています。
5:× 歩行練習は、座位保持が不安定な時期でも長下肢装具を用いて介助しながら始めることがあります。
座位保持の獲得を条件にする必要はありません。
【ポイント】
早期離床と、装具を使った早期からの立位・歩行練習が脳卒中リハビリテーションの基本です。
トレッドミル練習には、体重を一部支える方法(部分免荷)を組み合わせることもあります。