正答2・3・5
解説
本問は採点除外(公式で2と3、2と5、3と5のいずれの組合せも正解とされた問題)です。
「2つ選べ」の問題ですが、2・3・5はいずれも正しい記述です。
厚生労働省は「3つの選択肢が正解であるため、3通りの解答を正解として採点する。」と発表しました。
変形性膝関節症は関節軟骨の変性・摩耗を主体とし、中高年の女性に多い疾患です。
【選択肢別解説】
1:× 変形性膝関節症は女性に多く、男性の数倍とされます。
閉経後の筋力低下や肥満などが関係します。
2:○ 明らかな原因のない一次性(加齢や肥満などによる)が大部分を占めます。
外傷や炎症の後に起こる二次性は少数です。
3:○ 立ち上がりや歩き始めなど、動作を開始するときの痛みが特徴です。
荷重がかかる起立動作で痛みが強くなります。
4:× 日本人では膝の内側の関節軟骨がすり減りやすく、内反変形(O脚)を生じやすくなります。
外反変形ではありません。
5:○ エックス線写真では関節裂隙の狭小化、骨棘形成、軟骨下骨の骨硬化像がみられます。
骨硬化像は代表的な所見です。
【ポイント】
変形性膝関節症のエックス線所見は「裂隙狭小化、骨棘、骨硬化、骨嚢胞」です。
重症度はKellgren-Lawrence分類で評価します。