正答2
解説
正解は2です。
この問題は優先度が最も低いものを選ぶので、○ が答えとなる肢です。
脳卒中の歩行能力の予後予測では、病巣の部位と大きさ、発症前の能力、これまでの回復の経過が重要な手がかりになります。
【選択肢別解説】
1:× 画像所見から、病巣の部位と大きさ、錐体路の損傷の程度がわかります。
運動麻痺の回復の見込みを判断する基本的な情報で、優先度は高いです。
2:○ 糖尿病の合併は全身管理や運動時の注意点として大切です。
しかし、退院時の歩行能力の目標を決める直接の予測因子としては、ほかの情報より優先度が低いです。
3:× 発症前のADL(日常生活活動)は、回復の上限の目安になります。
発症前に歩行が自立していたかどうかは、目標設定に欠かせない情報です。
4:× 歩行能力のこれまでの回復の速さと程度から、今後の改善の見込みを推定できます。
5:× Brunnstrom法ステージの回復経過は、麻痺の回復の程度とその速さを表します。
歩行能力の予後を考えるうえで重要な情報です。
【ポイント】
脳卒中の予後予測では、年齢、病巣、発症前ADL、初期の麻痺の重さと回復の速さ、認知機能などが主な因子です。
合併症の有無は運動の可否や負荷量を決める情報として扱います。