正答2
解説
正解は2です。
脳血管障害は、病態ごとに治療法が異なります。
動脈瘤にはクリッピング術やコイル塞栓術、頸動脈の狭窄には頸動脈内膜剥離術やステント留置術、心房細動には抗凝固療法が選ばれます。
【選択肢別解説】
1:× ラクナ梗塞は、脳の深部の細い穿通枝が詰まる梗塞です。
抗血小板薬や血圧管理で治療し、頸動脈血栓内膜剥離術の適応ではありません。
2:○ くも膜下出血の多くは脳動脈瘤の破裂で起こります。
開頭して動脈瘤の頸部をクリップで挟み、再破裂を防ぐクリッピング手術は代表的な治療です。
3:× 心原性脳塞栓症は、心房細動などで心臓内にできた血栓が脳の血管に詰まる病気です。
再発予防の中心は抗凝固療法で、頸動脈ステント留置術の適応ではありません。
4:× コイル塞栓術は、カテーテルで脳動脈瘤の中にコイルを詰める治療です。
くも膜下出血などに用い、一過性脳虚血発作の治療ではありません。
5:× アブレーション手術は、心房細動などの不整脈に対して、カテーテルで原因部位を焼く治療です。
アテローム血栓性脳梗塞には、抗血小板療法などを行います。
【ポイント】
破裂脳動脈瘤の再破裂予防には、クリッピング術かコイル塞栓術を行います。
頸動脈の高度な狭窄には、頸動脈内膜剥離術か頸動脈ステント留置術を行います。