正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
血圧は、測定する部位や体位によって値が変わります。
基準値と正しい測定法を押さえておくことが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 立位では静脈還流が減り、1回拍出量が小さくなるため、脈圧は小さくなります。
背臥位のほうが脈圧は大きいので、記述は逆です。
2:× 足関節上腕血圧比(ABI)の基準値はおよそ1.0〜1.4です。
0.9以下は下肢の動脈の閉塞を疑い、1.5〜2.0は異常に高い値です。
3:○ 末梢の動脈ほど反射波が重なるため、収縮期血圧は高くなります。
そのため上腕の収縮期血圧は足部より低くなり、健常者のABIは1を超えます。
4:○ マンシェットが心臓より低いと血圧は高く、心臓より高いと低く測定されます。
座位でも、マンシェットを心臓の高さに合わせて測定します。
5:× Korotkoff音が聞こえ始めた時点の圧が収縮期血圧です。
聞こえなくなった時点の圧は拡張期血圧です。
【ポイント】
ABIが0.9以下なら閉塞性動脈硬化症を疑います。
聴診法では、Korotkoff音の聞こえ始めが収縮期血圧、消失が拡張期血圧です。