66歳の女性。
左中大脳動脈領域のアテローム血栓性脳梗塞でBroca失語と重度の右片麻痺を認める。
理学療法実施の際、コミュニケーションに対する配慮で正しいのはどれか。
正答4
解説
左中大脳動脈領域の脳卒中では、失語症(主にBroca失語やWernicke失語)を合併することが多い。
失語症患者へのコミュニケーション配慮として、易しい漢字を用いた意思伝達が適切である。
漢字は表意文字であり、仮名よりも意味理解が保たれやすい特徴がある。
使用頻度の低い単語は理解困難であり不適切。
出にくい言葉を先回りして言うと自発言語の機会を奪う。
長い文章は理解が困難。
ジェスチャーは失語症患者の意思疎通に有効な補助手段であり、積極的に用いるべきである。