正答2
解説
正解は2です。
神経系の感染症は、ウイルス、細菌、スピロヘータ、プリオンなど、さまざまな病原体で起こります。
疾患名と病原体を正しく対応させられるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× HIV脳症は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が脳に感染して起こる認知障害などの病態です。
病原体はウイルスで、スピロヘータではありません。
2:○ 急性灰白髄炎(ポリオ)は、ポリオウイルスが脊髄前角の運動神経細胞に感染して弛緩性麻痺を起こす疾患です。
病原体はウイルスです。
3:× Creutzfeldt-Jakob病は、異常プリオンたんぱくが脳に蓄積して急速に進行する認知症を起こす疾患です。
病原体は細菌ではなくプリオンです。
4:× 進行麻痺は、梅毒トレポネーマ(スピロヘータ)が脳に感染して起こる神経梅毒の一つです。
病原体はウイルスではありません。
5:× 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスが蚊を介して感染する疾患です。
病原体は細菌ではありません。
【ポイント】
ポリオでは感覚障害はなく、左右非対称の弛緩性麻痺が残ります。
数十年後に筋力低下や疲労が新たに進むポストポリオ症候群が起こることがあり、過用に注意した運動指導が必要です。