正答3
解説
正解は3です。
Milani-Comparetti運動発達評価表は、原始反射や立ち直り反応、平衡反応などの出現と消失の時期を、運動発達と対応させて評価する表です。
原始反射の多くは生後数か月で消失しますが、足底把握反射は立位の発達と関係して遅くまで残ります。
【選択肢別解説】
1:× 手掌把握反射は、手のひらを圧迫すると指を握り込む反射です。
生後3〜4か月ころに消失し、随意的なつかみに置き換わります。
2:× 自動歩行は、新生児の体を支えて足底を床につけると歩くように下肢を交互に動かす反応です。
生後1〜2か月ころに消失します。
3:○ 足底把握反射は、足底の母趾の付け根を圧迫すると足趾が屈曲する反射です。
立位や歩行の準備が進む生後9〜10か月ころまで残り、選択肢の中で最も遅く消失します。
4:× 非対称性緊張性頸反射は、顔を向けた側の上下肢が伸展し、反対側が屈曲する反射です。
生後4〜6か月ころに消失します。
5:× Moro反射は、頭部を急に後方へ落とすと上肢を開いてから抱きつくように閉じる反射です。
生後4〜6か月ころに消失します。
【ポイント】
足底把握反射が残っている間は足趾が床をつかむため、独歩の獲得は消失後になります。
原始反射が消失すべき時期を過ぎても残る場合は、脳性麻痺などの中枢神経障害を疑います。