正答3
解説
正解は3です。
図の左は両手を床について体を支える座位、右は腹臥位で肘を伸ばして上体を持ち上げた姿勢です。
いずれも生後6〜7か月ころの発達段階に相当し、四つ這い位はまだとれていません。
次の発達段階の運動を優先して練習します。
【選択肢別解説】
1:× 腹臥位で肘を伸ばして上体を支えられる段階では、寝返りはすでに獲得しているか、獲得に近い段階です。
図の姿勢から見て、優先度は低いといえます。
2:× 膝立ちは四つ這いの後、つかまり立ちのころ(生後9〜10か月ころ)に獲得する姿勢です。
四つ這いを飛ばして優先する運動ではありません。
3:○ 腹臥位で上肢支持ができ、手をついた座位がとれていれば、次は四肢で体を支える四つ這い位と四つ這い移動です。
体幹の安定や上下肢の協調を高めるため、優先して練習します。
4:× 立ち上がりは、四つ這いやつかまり立ちを経て獲得する動作です。
現段階で優先する運動ではありません。
5:× 免荷立位での交互の振り出しは歩行の準備にあたり、立位保持やつたい歩きの後の段階です。
現段階では優先されません。
【ポイント】
定型的な運動発達は、首のすわり(3〜4か月)、寝返り(5〜6か月)、座位(6〜7か月)、四つ這い(8〜9か月)、つかまり立ち(9〜10か月)の順です。
発達の遅れがある児には、現在の段階のすぐ次の課題を練習するのが原則です。