正答3
解説
正解は3です。
思考障害は、考えの進み方の障害(思考過程の障害)と、考えの内容の障害(妄想など)に分けられます。
うつ病では、考えの進み方が遅く、滞るのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 迂遠は、細かいことにこだわって回りくどくなるものの、最後は目的に達する思考です。
てんかんや認知症、知的障害でみられやすい思考障害です。
2:× 観念奔逸は、考えが次々に湧いて話題が飛び、まとまらなくなる思考です。
躁状態に特徴的な思考障害で、うつ病とは逆の状態です。
3:○ 思考制止は、考えが浮かばず、思考の進み方が遅くなる状態です。
「頭が働かない」「考えがまとまらない」という訴えとして現れ、うつ病に特徴的です。
4:× 思考途絶は、考えの流れが突然途切れて、話が止まってしまう状態です。
統合失調症に特徴的な思考障害です。
5:× 滅裂思考は、考えのつながりが失われ、話の内容が理解できなくなる状態です。
統合失調症でみられる思考障害です。
【ポイント】
思考の進み方は、うつ病で「制止」、躁病で「奔逸」、統合失調症で「途絶・滅裂」、てんかんで「迂遠」と対応させて覚えます。