正答1
解説
正解は1です。
この問題は推奨されないものを選ぶので、○ が答え(推奨されないもの)です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)の管理では、薬物療法に加えて、呼吸リハビリテーション、栄養療法、酸素療法、感染予防を組み合わせます。
【選択肢別解説】
1:○ COPDの患者は呼吸に多くのエネルギーを使うため、体重減少や栄養障害を起こしやすいです。
そのため高エネルギー食が勧められ、エネルギーを効率よく補える脂質を減らす低脂肪食は推奨されません。
脂質は糖質より代謝で生じる二酸化炭素が少ないことも、脂質を勧める理由です。
2:× 在宅酸素療法は、安静時の動脈血酸素分圧が55Torr以下の場合などに行います。
慢性呼吸不全の生命予後を改善するため推奨されます。
3:× 上肢の筋力トレーニングは、上肢を使う日常生活動作での呼吸困難を軽くします。
呼吸リハビリテーションの一つとして推奨されます。
4:× 下肢の筋力トレーニングは、運動耐容能を高め、呼吸困難を軽くします。
呼吸リハビリテーションの中心として推奨されます。
5:× インフルエンザワクチンの接種は、感染による急性増悪を予防するために推奨されます。
肺炎球菌ワクチンの接種も推奨されます。
【ポイント】
COPDの栄養療法は、高エネルギー・高タンパク食が基本です。
1回の食事量を減らして回数を増やすと、食後の呼吸困難を防げます。