正答2
解説
正解は2です。
廃用症候群は、安静臥床や活動量の低下によって生じる心身のさまざまな機能低下です。
筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮、起立性低血圧、心肺機能の低下、摂食嚥下障害などが含まれます。
【選択肢別解説】
1:× 高齢者は予備能力が低いため、短期間の安静でも廃用が進みやすく、回復にも時間がかかります。
加齢の影響は大きいので、記述は誤りです。
2:○ サルコペニアは、筋量と筋力の低下を示す状態です。
加齢以外の原因によるものを二次性サルコペニアといい、活動量低下による廃用はその代表的な原因です。
3:× 廃用性の筋萎縮は、上肢よりも下肢や体幹の抗重力筋に強くみられます。
特に大腿四頭筋や下腿三頭筋で目立ちます。
4:× 廃用が進むと、嚥下に関わる筋も萎縮し、摂食嚥下機能が低下します。
摂食嚥下機能が保たれるという記述は誤りです。
5:× 廃用症候群の高齢者では、低栄養を伴って低アルブミン血症を認めることが多いです。
高アルブミン血症ではありません。
【ポイント】
二次性サルコペニアの原因は、活動・疾患・栄養に関連するものに分けられます。
廃用症候群には、運動だけでなく栄養管理を組み合わせて対応します。