正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
出題当時の日本の慢性透析療法の現状を問う問題です。
日本透析医学会の統計調査に基づく知識が問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 出題当時、透析を受けている患者数は年々増加しており、30万人を超えていました。
高齢化と糖尿病の増加が背景にあります。
2:× 腹膜透析よりも血液透析の割合が圧倒的に多く、血液透析が9割以上を占めます。
腹膜透析は数%にとどまります。
3:× 夜間透析よりも、昼間に病院や診療所で行う透析の割合が多いです。
夜間透析は主に仕事を続ける患者が利用します。
4:○ 透析導入の原因疾患は糖尿病性腎症が最も多く、4割強を占めます。
次いで慢性糸球体腎炎、腎硬化症が続きます。
5:× 透析患者の死亡原因として最も多いのは肝不全ではなく、心不全です。
感染症がこれに次ぎます。
【ポイント】
透析患者は心血管疾患と感染症のリスクが高く、運動療法でも循環動態の確認が欠かせません。
なお、透析患者数は2022年末に初めて減少に転じています。