正答5
解説
正解は5です。
心不全などの合併症のない急性心筋梗塞の患者では、退院後も心臓リハビリテーションとして運動療法を続けます。
中等度の強度の有酸素運動を、継続的に行うことが基本です。
【選択肢別解説】
1:× ジョギングは退院直後の患者には強度が高すぎる運動です。
退院後はまず歩行などの低〜中等度の有酸素運動から始めます。
2:× 等尺性収縮による筋力増強は、息こらえを伴いやすく血圧を急に上昇させます。
心臓への負担が大きいため、退院後の運動として適切ではありません。
3:× 運動の効果を得るには、ある程度心拍数を増加させる必要があります。
安静時心拍数に20〜30拍程度上乗せした範囲などを目安に、心拍数を上げて運動します。
4:× Borg指数16は「きつい」と「かなりきつい」の間の強度です。
心臓リハビリテーションでは、Borg指数11〜13(「楽である」〜「ややきつい」)を目安にします。
5:○ 有酸素運動は、週3日以上(できれば毎日)、1回20〜60分程度行うことが勧められています。
継続することで運動耐容能や冠危険因子の改善が期待できます。
【ポイント】
心臓リハビリテーションの運動処方は「中等度の有酸素運動、Borg指数11〜13、週3〜5日以上、1回20〜60分」が目安です。
息こらえを伴う等尺性運動は避けます。