正答4
解説
正解は4です。
この問題は影響しないものを選ぶので、○ が答え(生理的な作用に影響しない特性)です。
水中運動療法では、水の物理的特性が体に生理的な作用をもたらします。
水圧、浮力、抵抗(粘性)、熱伝導率は、いずれも体への作用に関わります。
【選択肢別解説】
1:× 水圧は体表を均等に圧迫し、静脈還流やリンパ還流を促進します。
胸郭への圧迫で呼吸に負荷がかかるなど、生理的な作用に影響します。
2:× 浮力は体重を軽減し、関節への荷重を減らします。
免荷での運動を可能にするなど、生理的な作用に影響します。
3:× 水の抵抗は運動の速度に応じて増加し、運動の負荷になります。
筋力増強などの作用に影響します。
4:○ 屈折は光が水面で曲がる現象で、水中の物が実際と異なる位置に見えるだけです。
体の生理的な作用には影響しません。
5:× 水の熱伝導率は空気よりはるかに大きく、体温が水へ移りやすくなります。
水温による温熱作用や寒冷作用に影響します。
【ポイント】
水中運動療法では「浮力による免荷、水圧による静脈還流の促進、抵抗による負荷、水温による温熱作用」を整理しておきます。