正答5
解説
正解は5です。
腰椎椎間板ヘルニアでは、圧迫された神経根を伸張するテストで疼痛が誘発されます。
下位腰椎ではSLR(下肢伸展挙上)テスト、上位腰椎では大腿神経伸張テストが陽性となります。
【選択肢別解説】
1:× Apleyテストは腹臥位で膝を90度屈曲し、下腿に圧迫や牽引を加えながら回旋する検査です。
膝の半月板損傷や靱帯損傷の鑑別に用います。
2:× Patrickテストは、股関節を屈曲・外転・外旋させて膝を押し下げる検査です。
股関節疾患や仙腸関節の障害で疼痛が誘発されます。
3:× Thomasテストは、一側の股関節を最大屈曲させて反対側の股関節の屈曲拘縮をみる検査です。
腰椎椎間板ヘルニアの検査ではありません。
4:× McMurrayテストは、膝を屈曲・回旋させながら伸展し、クリックや疼痛をみる検査です。
膝の半月板損傷の検査です。
5:○ 大腿神経伸張テストは、腹臥位で膝を屈曲させ股関節を伸展させて大腿神経を伸張します。
L2〜L4神経根が圧迫される上位腰椎の椎間板ヘルニアで、大腿前面に疼痛が出て陽性となります。
【ポイント】
L4/5・L5/S1のヘルニアではSLRテスト、L2/3・L3/4のヘルニアでは大腿神経伸張テストが陽性になりやすいです。
ApleyテストとMcMurrayテストは膝の半月板、PatrickテストとThomasテストは股関節の検査です。