正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
高強度の運動では、エネルギー供給に解糖系が多く使われます。
解糖系の産物が筋内にたまり、エネルギー源が減ることが疲労の一因になります。
【選択肢別解説】
1:× ATP(アデノシン三リン酸)は筋収縮の直接のエネルギー源で、運動中は消費されます。
クレアチンリン酸などから再合成されるため大きくは増えず、疲労時に増えるものではありません。
2:○ 高強度の運動では解糖系が亢進し、ピルビン酸から乳酸が生成されます。
酸素の供給が追いつかないと乳酸が筋内に蓄積します。
3:× グリコーゲンは筋に蓄えられた糖で、解糖系の基質として運動中に消費されます。
疲労時には増えるのではなく減少します。
4:○ 解糖系の亢進により水素イオン(H⁺)が増え、筋内のpHが低下します。
pHの低下は筋収縮の効率を下げ、疲労の原因になります。
5:× クレアチンリン酸は、ATPを素早く再合成するために分解されます。
運動の初期から減少し、疲労時には増えるのではなく減少します。
【ポイント】
運動による疲労時は「乳酸・水素イオン・無機リン酸が増加し、グリコーゲン・クレアチンリン酸が減少」と整理します。