正答2
解説
正解は2です。
健常成人の平地歩行における筋活動の時期から、下腿三頭筋の波形を選ぶ問題です。
下腿三頭筋は立脚中期から立脚終期にかけて活動を強め、蹴り出しの直前に最大となります。
踵接地の直後と遊脚期にはほとんど活動しません。
【選択肢別解説】
1:× 波形①は踵接地直後(歩行周期の約10%)に最大となり、遊脚後期にも活動があります。
立脚初期に最大となる点が下腿三頭筋の活動時期と合いません。
2:○ 波形②は立脚期の10%付近から徐々に増え、45%付近で最大となり、つま先離地の約60%で消失します。
立脚中期から終期に足関節底屈で推進力をつくる下腿三頭筋の活動パターンに一致します。
3:× 波形③は踵接地直後と、つま先離地前後(約60%)から遊脚初期に活動があり、遊脚後期にも再び活動します。
遊脚期に活動がある点が下腿三頭筋とは異なります。
4:× 波形④は踵接地の瞬間に最大となり、遊脚期にも持続的な活動があります。
遊脚期にも活動を続ける点が下腿三頭筋と合いません。
5:× 波形⑤は立脚初期(約10%)とつま先離地前(約58%)の2相性の活動です。
立脚中期から終期にかけて漸増する下腿三頭筋の波形とは異なります。
【ポイント】
下腿三頭筋は「立脚中期から終期に漸増し、蹴り出し直前に最大、遊脚期は休止」と覚えます。
前脛骨筋は踵接地時と遊脚期に活動し、下腿三頭筋とほぼ相反する時期に働きます。