正答4
解説
正解は4です。
嫌気的代謝、つまり酸素を使わない解糖系でできる物質を問う問題です。
解糖系では、グルコースが細胞質で分解されてピルビン酸になり、ATP(アデノシン三リン酸)が作られます。
【選択肢別解説】
1:× クエン酸は、ミトコンドリアのクエン酸回路(TCA 回路)の最初にできる物質です。
アセチル CoA とオキサロ酢酸からつくられ、好気的代謝に属します。
2:× コハク酸はクエン酸回路の中間体です。
好気的代謝で生成されます。
3:× フマル酸は、コハク酸が酸化されてできるクエン酸回路の中間体です。
好気的代謝で生成されます。
4:○ ピルビン酸は、解糖系の最終産物です。
酸素がないと乳酸に変わり、酸素があるとミトコンドリアでアセチル CoA となってクエン酸回路に入ります。
5:× αケトグルタル酸はクエン酸回路の中間体です。
好気的代謝で生成されます。
【ポイント】
解糖系は細胞質、クエン酸回路と電子伝達系はミトコンドリアで進みます。
短時間の激しい運動では解糖系が働き、乳酸が増えます。