正答2
解説
正解は2です。
前腕回外の関節可動域測定法(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会)の基本を問う問題です。
前腕回内・回外は、肩の回旋が入らないよう上腕を体幹につけ、肘関節90°屈曲位で測定します。
【選択肢別解説】
1:× 前腕回外の基本肢位は前腕中間位で、手掌面は水平面ではなく矢状面(垂直)にあります。
手掌面が水平になるのは、回内位または回外位です。
2:○ 前腕回外の参考可動域は90°です。
手関節屈曲(掌屈)の参考可動域も90°で、両者は同じ角度です。
3:× 回外の最終域で出現しやすい代償運動は、肩関節の内転と外旋です。
肩関節の内旋(と外転)は、回内の最終域で出現する代償運動です。
4:× 前腕回外の最終域感は、回内筋群や骨間膜・靱帯が伸張される結合組織性(軟部組織の伸張感)です。
骨同士がぶつかる骨性の最終域感ではありません。
5:× 前腕回内・回外の基本軸は上腕骨です。
移動軸は、伸展した母指を除く手指を含む手掌面です。
【ポイント】
前腕回内・回外は、基本軸が上腕骨、移動軸が手掌面、参考可動域はいずれも90°です。
回内では肩外転・内旋、回外では肩内転・外旋の代償に注意します。