正答4
解説
正解は4です。
体位ドレナージは、痰のある肺区域が上になり、気管支が下向きになる姿勢をとります。
右外側肺底区(S9)は右下葉の外側下方にあるため、右側を上にした体位が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 腹臥位は、上下葉区(S6)と後肺底区(S10)の排痰に用いる体位です。
外側肺底区は上にならないため、適しません。
2:× 45°前方へ傾けた側臥位は、後上葉区(S2)や後方の肺底区の排痰に用いる体位です。
外側肺底区を真上に向ける体位ではありません。
3:× 背臥位は、肺尖区(S1)、前上葉区(S3)、前肺底区(S8)の排痰に用いる体位です。
外側肺底区の排痰には適しません。
4:○ 右側を上にした側臥位(左側臥位)では、右外側肺底区が最も高い位置になります。
ベッドの足側を上げて頭部を下げると、肺底区の痰がさらに中枢へ流れやすくなります。
5:× 45°後方へ傾けた側臥位は、中葉(S4・S5)や左の舌区の排痰に用いる体位です。
【ポイント】
側臥位は外側肺底区、腹臥位は上下葉区と後肺底区、背臥位は前方の区域と覚えます。
前傾側臥位は後方の区域、後傾側臥位は中葉・舌区の排痰に用います。